八面六臂は「青果のAmazon」になれる
キャリア20年のバイヤー社員が語る「IT化の可能性」

八面六臂株式会社

かつて「鮮魚のAmazon」と呼ばれた八面六臂株式会社。現在では水産物のほかにも青果、精肉と商材を増やしていっており、多彩な生鮮食品を飲食店に供給し続けている。数十年来、変化のなかった生鮮流通業界に「IT」をフル活用して挑んでいる同社で、迫田可成氏は2017年1月から青果のバイヤーとして働いている。20年近い業界経験の中で今、大きなやりがいと可能性を感じているという。
迫田可成(さこだ・よしなり)
八面六臂株式会社(商品部・バイヤー)

業界では「見たことのない」物流システム

――迫田さんが八面六臂に入社された経緯を教えてください。

八面六臂株式会社(商品部・バイヤー)迫田可成氏

迫田:キャリアとしては、20年近く青果に携わっております荷受業者でのキャリアもありますが、直近は卸売業者と小売業者を仲介する仲卸業者として「大田市場」で働いていました。そのころから、インターネットなどを通じて、八面六臂の存在を知っていました。「鮮魚にしろ、青果にしろ、この業界で先を行っている」という魅力を感じていました。

実際に調べても、業界の中で、八面六臂が今後シェアを広めていくための基盤づくりを着々としていっていると思いました。そのような中に自分も飛び込んでいけたらと思って、面接を受けたところ、代表取締役の松田雅也の理念やビジョンに共感したので、今年1月から入社しました。

――それまでの仕事と八面六臂の業務で、大きく違ったことはありましたか?

迫田:180度くらい違いますね。同じ業界で仕事をしているというのをまったく感じないほど、新鮮です。以前の仕事では、ファックスでのやり取りなど、時代から遅れている部分がありました。それが、八面六臂では隅から隅までITが浸透しています。特にファックスがなくて驚きでした。仕事のやり方も全然変わりましたね。

――具体的には、どのような点が大きく違うのですか?

迫田:たとえば、お客様から注文いただいたとき、集計する作業があります。キャベツ何個とか、レタス何個とか。ファックスで注文していただいていたときは、すべて手作業で、1枚1枚ファックス用紙をめくって、集計していました。

一方、当社では、お客様からの注文がWEBを通じてすべてデジタルに届きます。注文はデータベースで一括集約されて、さらに各サプライヤーにメールが送られます。今まで2〜3人以上でやっていたような作業が1人で、かつ短時間でできるようになるなど、ものすごく時間が短縮され、より付加価値が高い業務に集中できるようになりました。

――そういう新しいやり方で仕事ができるというのは、やりがいにつながりますね。

八面六臂株式会社(商品部・バイヤー)迫田可成氏

迫田:そうですね。モチベーションのアップにもつながります。日々、いろいろと勉強しながら「こんなことがあるんだ」とか「こういうやりかたもいいな」とか、発見があります。

当社としては、これまで鮮魚を打ち出していたところに、青果にも注力を入れて、シェアを広げて、青果の業界にもITが通用できるようにしたい。数字にも表れてきているので、その可能性と魅力という部分でわくわく仕事ができています。

――苦労したこともありましたか?

迫田:商品のラインナップやアイテム数を増やしたり、試行錯誤していましたので、はじめは少し苦労したと思います。でも、これまでずっとやってきたことなので、それほど大きな苦労とは感じていません。

――そのあたりは松田さんと相談しながら?

迫田:普段から何でも話せるスタンスなので、コミュニケーションはとりやすいです。入社前の面接でも、しっかり経営しているというのを感じましたし、実際に入社してからも業務上の指示やビジョンの説明が非常にわかりやすいです。

全国の生産者をまわって日本で活躍できる企業に

八面六臂株式会社(商品部・バイヤー)迫田可成氏

――課題はありますか?

迫田:横のコミュニケーションや協調性です。従業員の中で経験の浅い人もいるからです。現場の経験やバックアップ体制などは、まだまだこれから積み重ねていかないといけない部分だと思います。

魚にしても野菜にしても、毎日状況が変わります。工業製品と違って同じものが来るわけではありません。そのような難しさもあるので、従業員みんなでうまく情報を共有できれば、お客様の満足度にもつながるのではないかと思います。

そのような積み重ねが自然と購買につながります。課題を一つ一つクリアしていって、売り上げや荷物の量に関係なく、何事もなく業務こなしていけるようになれば、結果は後からついてくると思っています。

――会社で実現したいことはありますか?

迫田:一つは「日本一の会社」になることですね。どこに行っても「八面六臂」という社名で通るようになることです。どんどんシェアを増やして、商材もどんどん増やして、みんなが知っている会社にしたいと思います。

また、社員のみんなで今年の目標を立てたのですが、私は「八面六臂らしさを出したい」という目標にしました。これからも全国の生産者をまわって、直接買い付けるという仕事を続けていきたいし、日本で活躍できるような立ち位置を保っていきたいです。

――生産者と話して見えてきた課題は?

迫田:全国をまわって、みなさんがよく言っていたのが「やっぱり物流がネックだ」ということです。自分たちの物流がないので、せっかく良いものを作っても売るのに困ってしまうというのです。若い生産者さんの中には、SNSなどを使って販売にこぎつけている人もいるのですが、そうでない人は苦労しているようでした。

――「良いものが届いていない」という現状があるんですね。迫田さんが今年一番そう感じた作物を一つ挙げるとすれば?

迫田:淡路島の生産者さんの「蜜玉(みつたま)」という名前の玉ねぎです。まったくえぐみがなくて、辛さもない。生でも水にさらす必要がなくて、すごく甘いのです。関西で販売していたのですが、関東では販売しているところがなかったので、当社が直接仕入れさせていただいています。

――店側だけでなく、物流がしっかりすることで生産者側も助かるんですね。

迫田:そうですね。けっこう販路も広がってきているので、生産者さんに「蜜玉は今年より来年の生産量を増やす」と言っていただけました。

――八面六臂の新しい仲間として、どんな人が来てくれることを期待しますか。

迫田:他人頼りじゃなくて、自分で責任を持って仕事ができる人、自分がなんでも率先する人、そして自信のある人。サポート体制も少しずつできつつあるので、そういう人が集まってくれれば、組織がもっと強くなると思います。

カメラマン: きくちよしみ
八面六臂株式会社に興味をもった、
エンジニア職(WEB開発エンジニア)、エンジニア職(マークアップエンジニア、WEBデザイナー)、バイヤー職(水産物、青果、精肉など)、総合職(営業、マーケティング)、一般職(経理、営業事務)、管理職(CFO、管理部長候補)に興味をお持ちの方はこちらから 今すぐエントリー

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